関係代名詞とは何なのか?を知ろう!

何でも英文法、Say it in English!のリコです。

中学、高校で、関係代名詞とは2つの文が重なっているから、その繋げ方の練習を何度もした覚えがあります。

そんな方多いのではないでしょうか?

でも関係代名詞は2つの文が合わさったものって考えは危険ですよ!

 

残念ながら、その練習法では、いつまでたっても関係代名詞を使いこなせるようには、ならないでしょう。

関係代名詞の正体をちゃんと知る事で、もっと簡単になるだけでなく、他の関連した、文法構文までも、簡単に理解できるようになります。

ですから、関係代名詞はとっても重要構文です。

とっても大事なお話をするので、目をしっかり開けて、集中して読んでくださいね。

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関係代名詞の正体とは?

関係代名詞を一番、分かりやすく理解する秘訣があります。

それは、関係代名詞は形容詞であると言う事をちゃんと理解する事なんです。

形容詞とは、名詞を修飾する働きがあります。

例えば

新しい

a new car

であれば、新しいが形容詞で車を修飾(説明)しています。

関係代名詞もこの、「新しい」と全くもって、同じ働きをします。

 

例えば、

昨日スタバで会った

a guy who I met at starbucks yesterday

この中で、核なる名詞は、人

昨日スターバックスで会った」はその人が誰なのかを説明している形容詞(修飾語)

英語の場合、新しい車の場合、形容詞がたった1つなので、「新しい」は名詞の前にきますが、2つ以上の単語の塊でできる形容詞になると、形容詞は名詞の後ろに来ます。

 

関係代名詞には、種類があります。

ここでは、

who , which , thatについて、

それらが、主語の塊にやってくるタイプのものを紹介します。

関係代名詞 who

関係代名詞は名詞を修飾する物であるので、人も修飾します。

〜な人」

隣に住んでる人」0aaac

彼女のお兄さんのケン」

など、こんな感じです。

青が修飾語で、関係代名詞を使う箇所です。

ここで、関係代名詞が、めちゃくちゃ簡単に使えるようになる言葉を紹介します。

それは、「その人は」です。

例えば、

彼女のお兄さんのケンは私の友達です。

Ken who is her brother is my friend.

 

となりますが、whoの所で「その人は」と心の中で言ってみましょう。

そうすると、

ケン、その人は(who)、彼女のお兄さん、は私の友達です。

 

この投稿では、関係代名詞が主語の働きになる物を紹介しているので「その人は」になりますが、目的語になる時は「その人を(に)」を入れて考えると、その後の文章が出てきやすくなります。

関係代名詞が主語の働きをする時、(「その人は」となる時)関係代名詞の後には必ず、動詞が来ます。

では、「その人はどんな人?」の部分を意識しながら日本語の例文を見てみましょう。

1、先週 勝った選手はスイス出身だった。

2、アイコンタクトを避けたその人は良い印象を与えなかった。

3、となりに住んでいる女性は未亡人です。

それでは、上の例文を英語にしてみよう!

1、The player  who won last week was from Switzerland.

2、The man who avoided eye contact did not make a good impression.

3、The woman who lives next door is a widow.

whoの所で、「その人は」って心の中で、言ってみてくださいね!

 

 

 

関係代名詞 which

関係代名詞whichの使い方。

whoの時と同じく、ある名詞について、説明(修飾)します。

Aという名詞があったとして

A which 動詞…

の構文になります。

whoの時に説明した、関係代名詞がめちゃくちゃ分かりやすくなる言葉はwhichの場合にも存在します。それは、

「それっていうのはね」

です。あえて「それは」ではなく、「それっていうのはね」にしました。

それは何故かというと、

関係代名詞のwhichは、非制限用法と言われる関係代名詞で、あるからです。

それは、どういう事かと言うと、関係代名詞の情報は、あってもなくても良い、ちょっとした追加情報であると言う事です。

例えば、下の2つの文章を比べてみてください。

 

この本、アメリカで買ってきたんだけどさ、面白いよ。

アメリカで買った本は、面白かった。

上の文章では、「アメリカで買っ来たんだけどさ」と言うのは、ちょっとした追加情報

でも下の文章では、「アメリカで買った」と言うのが必要な情報になります。

whichを使う場合は、いつも上の例文のタイプ、追加的情報として、名詞を説明する場合に使います。

テキストでは、このように、説明していないものも有りますが、ネイティブの感覚では口語では、whichを使う関係代名詞は、いつも、追加情報として修飾する場合に使われます。

*フォーマルになるとwhichは制限用法でも使われることがあるので、文法的にはwhichが制限用法でも間違いではありません。

whoの関係代名詞の場合、制限用法(必要な情報)または、非制限用法(追加の情報)どちらでも使われます。非制限用法の場合、コンマをつけると分かりやすいです。

whichの部分は、「それっていうのはね」と心の中で、呟きながら、文章を作ってみましょう!

今回、ここで紹介する、whichは、関係代名詞が主語としての働きをする場合で、(文法用語で主格)その場合、関係代名詞の後には、必ず、動詞が来ます。

 

では、追加情報の部分を意識して、日本語の例文を見てみましょう。

1、あのケーキ、新しいオーブンで焼かれたんだけど、凄い美味しかった。

2、ゴールは、認められなかったんだけど間違いなく素晴らしかった。

3、花火は日本の単語なんだけど、fireworksって意味だよ

それでは、上の例文を英語にしてみよう!

1、The cake which was baked in the new oven tasted amazing.

2、The goal which was disallowed was absolutely spectacular.

3、Hanabi which is a Japanese word means fireworks.

関係代名詞 that

関係代名詞thatの使い方。

 関係代名詞のthatは、これまでの、whoやwhichと全く同じ構文。

ある名詞の前に来て、それが何なのか、説明(修飾)する、形容詞の塊となります。

thatを使う場合はいつも制限用法(必要な情報)となります。

そして、thatは、人も、物も両方修飾できるのが、特徴です。

ここで紹介する、thatの関係代名詞は、主語の役割をするものなので、その場合、心の中で説明を加えたい名詞のあとで、

「それは」

「その人は」

と言ってから文章を続けると良いですね!

主格の場合、thatの後は、動詞が来る事も、忘れずにしたいところです。

では、必要な情報の修飾語の塊を意識し、日本語の例文を見てみましょう。

1、もっとも多く得点をするチームが勝ちます。

2、私の車を当てた車はそんなにひどく損傷しなかった。

3、最初に来る電車はいつも、より混雑している。

それでは、上の例文を英語にしてみよう!

1、The team that scores the most goals wins.

2、The car that hit mine was not badly damaged.

3、The train that comes first is always more crowded.

thatの所で、「それは」と言ってみましょう。

 

編集後記

 

英語の、勉強に欠かせない英語の発音ですが、声について、考えた事ありますか?

 

私は、講師の仕事をする中で、大きな悩みが長い間ありました。

 

それは、声です。

 

直ぐに喉が痛くなって、レッスンが多い日には、最後まで声が持つか不安に思ったものです。無理して声を出してレッスンが終わる頃には、喉の痛みのせいで、グッタリ疲れていました。

 

そこで声の出し方について検索したり、本を買ったり、そしてレッスンを受けてみたり、色々試して、結果、声の出し方が随分変わり、声も随分変わりました。

 

いわゆる腹式呼吸で声を出す方法が、喉を痛めない為に、非常に大切である事が分かりました。

 

腹式呼吸で話すと、とても良い事が沢山あります。

 

それらは、

 

声が大きくなる!
そうすると自信も出てくる!
気持ちが良い!

 

など

 

英語を話す時、大きな声はとても大切です。

 

声が通らない、小さい、ばかりに英語が通じないともったいないです。

 

また、声って、今の声が自分の本当の声と思うのは大きな間違いである事に気付きます。

今の声は、習慣的となってしまった、声であるという事です。

 

声は声帯を操作したり、腹式呼吸を使う事で、声色を変える事が出来るんです。

 

最初は物真似するように、憧れの人の声を出してみると良いですね。

 

そのうち、その声が当たり前になっている事に気がつく日がきます。

 

日本人の声は、他の国の方と比べると、高いと言われています。ネイティブに多い低い声に憧れる方は、低めの声を出す練習が効果的です。

 

例えば、女性であれば、宝塚歌劇の男役の方が作る声を真似ると、良いですね!

 

最初はぎこちないものですが、段々と自分にちょうど良い位置が見つかり、新しいあなたの声が誕生します。

 

声にコンプレックスのあるかた、ネイティブのような、深い響きのある声を出したい方、
声は毎日使うので、好きな声になれると、とても嬉しいものですよ!

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