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過去完了進行形と過去完了の受動態
なんでも英文法、Say it in English !のリコです。この投稿では、過去完了進行形と過去完了の構文に受動態が入ったものについて、説明していきますね!
文法の仕組みを一つづつ、理解していく事で、今回のように、一つの文章の中に、いくつかの文法構文が入ったような構文でも、なるべくストレスなく、理解ができるようになりたいものですね!
練習して、ある日、口からストレスなくこのような構文が実際の会話の中で使えた時には、実に嬉しいものです。
それは実現可能な事なので、時間をかけて練習したいところです。
では、過去完了進行形から説明していきたいと思います。
過去完了進行形
過去完了進行形の特徴は、
・過去のある一定期間の行動であり
・それが、何か別の事柄に邪魔をされて終了する事になったり
・または、別の事柄が起こるまでそれをしていた
というような感じです。
ここで、過去完了進行形と、過去進行形の違いも見てみましょう。
I was running when you called me.
I had been running when you called me.
この2つの文章にそれほど大きな違いは、ありません。
しかし、過去完了進行形の方が、ある一定の期間、走っていたという、時間の流れを感じさせます。
ここに、時間を加えると
I had been running for 2hours when you called me.
そうすると、電話がかかってくる前、2時間走っていたという事に。
この時間の感じは、過去進行形では使えません。
過去進行形では副詞節と主節の時間が同時ということになります。
ですからこのような文章が作れます。
I was running for 2 hours while you were asleep.
*私は君が寝ている間、2時間走っていた。(副詞節と主節が同時進行)
おさらい、
過去完了進行形は、もう一つの出来事が起こる前までの事柄、活動について伝えます。
例)
I was thinking about why she had been living here.
(考えていた時、彼女はもうそこに住んでない)
I was thinking about why she was living here.
(考えていた時、彼女はここに住んでいた)
では、さらに例文を見てみましょう。
1、彼女は真実が明るみになるまでずっと無実を演じていた。
2、彼は最初の仕事をもらった時3ヵ月間オーディションを受けていた。
3、彼女は平手打ちされる直前まで笑っていた。
それでは、上の例文を英語にしてみよう!

1、She had been acting innocent all along until the truth came out.
2、He had been auditioning for over 3months when he got his first gig.
3、She had been smiling right up to the point when she was slapped.
どれも次のアクションがあるまで、その活動、行動をしていた様子が出てますね。
構文
主語 + had + been + ~ing
過去完了形で受動態も含む
過去完了の受動態は
・過去のある一定の期間、何かをされていた。
・過去のある時点までに、何かをされた経験がある事
のような場合に使われます。
構文が、やや複雑で混乱しそうですが、
受動態のbe動詞が been になって、hadの後ろにつく、というこの構文の形を体に叩き込むように、練習してみてください。
もちろん、何故そうなるのかも、考えてみてくださいね。
では構文をもう一度おさらい
主語+ had + been + 過去分詞
では、日本語の例文から見ていきましょう。
1、彼はさらにもう一度騙されていた。
2、レイチェルは万引きの現場を何度も抑えられていた。
3、リサは邪魔をしないようにと何度も言われていた。
それでは、上の例文を英語にしてみよう!

1、He had been deceived yet again.
2、Rachel had been spotted shoplifting many times.
3、Lisa had been told countless times not to interrupt.
編集後記
みんなが遊んでいる時に勉強しよう!!
もし、目標があって、英語の勉強をしているならば、遊びや、誘惑に負けないように、みんなが遊んでいる時に、自分は勉強する勇気を持つことも大事だと思います。それって、かっこいいと思います。
未来の自分をがっかりさせないように、今、すべき事を頑張ろう!!
今回の過去完了の話ですが、慣れるには、時間のかかる文法分野だと思います。
沢山の英語を見たり、聞いたりして、この構文を目にする回数を増やすことで、なんとなく腑に落ちてくる人もいるでしょう。
文法の構文の箇所、過去完了で言えば、
had been
のところ
というのは、ネイティブの方にとっては、しょっちゅう使われる、ありきたりの構文ですね。
このような部分は、物凄く、早く、まるで一瞬で通り過ぎるように話されます。
知らないと絶対に聞き取れないでしょう。
でも、不思議なことに、自分でも馴染みのある構文になってくると、そんなに早くても、クリアに聞こえてくるものなんですね。
このことから、分かるように
海外ドラマが聞き取れるようになりたいって思われる方、沢山いらっしゃると思いますが、
ただ、聞いてるだけでは、理解するのは、難しく、文法の構文にすごく馴染みになっている事が大事になってきます。
単語も同じことが言えます。
知らない単語が多いといつまでたっても、何を言ってるか分かりません。
おそらく、知っているから、脳が予測して、はっきり聞こえてくるのかなと思います。
文法は、大事な土台なので、しっかり抑えて間違いなしです!
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