比較級as…asについて

比較級as…asは

人や物をある事で比べた時にその程度が同じくらいである事を表します。

前回の「どちらの方がより〜だ」than を使う構文と同様、この構文もbe動詞を使う構文と、一般動詞を使う構文があります。

その他、もう少し複雑になる構文もあります。後半で説明しています。

 

 

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as…as →be動詞を使う構文

 

be動詞を使う構文の場合、thanの時と同様、as.asの中に入る単語が形容詞の時になります。

ということは、

一緒ぐらいの大きさ、高さ、年頃、綺麗さ、優しさ

など、人や、物の性質、性格、状態、状況を表す言葉がきます。

では日本語の例文で雰囲気を掴んでみましょう!

1、ピーターはフレッドと同じくらい背が高い。

2、君は私の姉と同じくらいクレイジーだ。

3、君は私の父ほど年をとっていない。

as..asの構文(be動詞を使う場合)

名詞(主語) +  be動詞 + as + 形容詞(原級) + as + 名詞(又は主語+be動詞)

 

それでは、構文を参考に上の例文を英語にしてみよう!

1、Peter is as tall as Fred.

2、You are as crazy as my sister.

3、You are not as old as my father.

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as...as → 一般動詞を使う構文

次にas..asの構文で、一般動詞を使う場合です。

この構文では比較級が形容詞でなく副詞となります。副詞とは、as..as構文では、動詞を修飾しています。

例)楽しく歌う →「楽しく」が動詞を修飾する副詞

では、そのあたりを注意しながら日本語の例文を見てみましょう!

 

1、私たちは彼らと同じくらい早く走れる。

2、彼女はできるだけ静かに出て行った。

3、できるだけ早く電話してください。

as…asの構文(一般動詞を使う場合)

名詞(主語) + 一般動詞 + as + 副詞(原級) + as + 名詞又は主語+助動詞

それでは、構文を参考に上の例文を英語にしてみよう!

1、.We can run as fast as they can.

2、She went out as quietly as she could.

3、Call me as soon as possible.

as many books as...or books as many as ...?

as..as 構文の中で、日本人にしては、すんなり入ってきにくい構文の一つに、比較級のここで紹介する構文があげられると思います。

I have as many books as he does.

I have books as many as he does.

じゃないの?

って不思議に思う方がとっても多いように思います。

これは、どんなふうに考えるかと言うと、

「as」は「同様に」と言う意味があるのですが、ここで日本語で考えた時に

「同様に一緒ぐらい沢山の本

となるのが普通ですね。

「同様に一緒ぐらい沢山

んーやはり、本は沢山につけたほうが自然ですね。

これと同じで、

ネイティブの方も

books as many as 

と聞くと、不自然に聞こえるということです。

 

このタイプは、manyだけに限らず

few , little , much

なども使えます。

では、日本語の例から

 

1、彼らは私たちと同じくらい沢山本を持っている。

2、君は私と同じくらい多くの人を知っている。

3、君は欲しいだけの食べ物を食べて良いよ。

このタイプは、文末にyou want 、I want 、She wants 、They want ..etcなどを持ってきて、「〜が欲しいだけ」という構文も作れます。3番の例文がそれになります。

それでは、構文を参考に上の例文を英語にしてみよう!

1、They have as many books as we do.

2、You know as many people as I do.

3、You can have as much food as you want.

as much as を使う構文

 

上の構文のようにmuchやmanyを使いますが、それらの単語の後ろの名詞を省いて作る構文もあります。

このタイプは、一つ上で紹介した構文同様、文末にyou want 、I want 、She wants 、They want ..etcなどを持ってきて、「〜が欲しいだけ」という構文も作れます。

では、日本語の例を見てどんな感じなのか見てみましょう!

1、ジョンはピーターと同じくらいよく食べる。

2、欲しいだけ沢山買う。

3、そこには500人もの人がいた

3番の構文 as many as 数字で「〜もの〜」という意味で、その数字の多さを強調する言い方ができます。

それでは、構文を参考に上の例文を英語にしてみよう!

1、John eats as much as Peter.

2、I will buy as many as I want.

3、There were as many as 500 people there.

as...as構文で、倍数を表す

 

「〜の何倍だ」 を表す時にas…as 構文が使えます。

日本語の例を見てどんな感じなのか見てみましょう!

1、この車は君のよりも2倍高価だ。

2、私は彼が持っているお金の半分の額のお金を持っている。

3、このロープはあれの3倍の長さだ。

構文

主語 + be動詞 + 何倍 + as 形容詞 ,many ,muchなど + 名詞又は主語+動詞

それでは、構文を参考に上の例文を英語にしてみよう!

1、This car costs twice as much as yours.

2、I have half as much money as he has.

3、This rope is three times as long as that one.

ワンポイントアドバイス

最後に、as…asの文章を作る際、

1つめのasの前にbe動詞又は一般動詞がすぐ来る!

*ごく一部の構文は別

そして2つ目のas の前でthanの時と同様、一旦綺麗に文章が終わるイメージです。

例えば

He is as old as me.

He is as old

ここまで一気に言えるようにするのがコツ!

誰と比べて一緒ぐらい?

as me

私と比べてね

といった感じです。 

 

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