こんにちは! Say it in English! リコです。

第15回目、文法のお話は「that節」

 

thatは、英語を見聞きしていると、実に多く出会う単語です。

昔まだ文法が良くわからなかった頃、一体THATの存在は何なんだろう?と思ったものです。

それもそのはず!thatには実に沢山の役割があるのです。

今回はその中で、that節 についてお話をしていきたいと思います。

動詞の目的語として

 

少し堅苦しい文法用語で説明すると

that節 = 名詞

とみなされます。

ここで、とっても大事なことは、

名詞  = 目的語になることができる

と言うことです。

例えば

I know this book.

ここで目的語は?

this book

ですね?

this bookって名詞ですね?そして目的語です。

文型で言うとこれは SVO  

全く同じ構文でthat節を使ってみると、

I know that this book is popular.

私はこの本が人気がある事を知っている。

青い部分がthat節knowの目的語になります。

 

ここでもう一つ大事なことは

that節の中には完全な文章が来ること!

 

ではもう少し例文を見てみましょう。

 

私は彼はとても良い人だと思う。

彼は彼女は結婚していると知っていた。

早く元気になりますように

 

これらを目的語にthat節を使い英語で言ってみると、、

 

I think( that) he is a nice guy.

He knew (that) she was married.

I hope (that) you feel better soon.

 

主語として

 

that節  = 名詞でしたね。

という事は、主語にもなれます。

that節を主語に持って来る例文は

 

私たちがもっと人が必要だという事は、明確だった。

彼が金持ちだという事は、みんなに知られている。

 

これらを英語で言い換えると、

(That) we need more people was clear.

(That) he is rich is known to everyone.

that節のthatはいつでも省略が可能です。

という事で( )をつけています。

実際の会話では、that節がこのように主語になる構文を使われる事は、少ないようです。

補語として

 

さあ、基本的に名詞であるという事は、

補語にもなれるという事も知っておくと、英会話の時に

あれっbe動詞の後にthat節、持ってきても良かったかあ?

って迷いがなくなるので、

必ず役立つ知識となります!

どんなパターンかというと、、、

 

問題は、彼女がパーティに来れないという事なんだ。

本当は、彼は医者ではないという事だんだよ

要は、英語の勉強は簡単でないという事。

 

補語になるパターンはどれも独特のパターンがありますね!

主語が短く、

問題は、

要は、

などが非常に良く使われるパターンだと思います。

 

では上の例文を英会話

 

The problem is (that) she can’t come to the party.

The truth is (that) he is not a doctor.

The point is (that) studying english is not easy.

 

時制に注意

 

ここでthat節を使った文章で気をつけたい点、 

時制についてお話ししたいと思います。

次の日本語を時制に気をつけて、

口頭英作文をしてみてください。

 

1、私は彼は無実だと信じている。

2、彼はその問題を先ず解決しなければいけない、と指摘した。

3、彼は彼が間違っていたと認めてます。

4、彼は何か悪いことが起こっていたと知っていた。

I believe that he is innocent.

・I believeも

・he is innocent

どちらも現在形

私は今、彼が無実だと信じているという事

He pointed out that we had to fix the problem first.

・He pointed out

・We had to fix

指摘したのは過去の事なので、解決しなくちゃいけない事、も過去の事となる

He admits that he was wrong.

・He admits

・He was wrong

彼が過去に間違っていた事を今認めている、という事なので、時制がそれぞれ異なる

He knew that something bad had happened.

・He knew

・something bad had happened

過去に何か悪いことが起こった、その後でそれについて知った

どちらも過去だが、その時間差を表すために、より過去になるsomething bad had happendは過去完了で伝える

Itの内容をたてる時

 

これは It is 構文と呼ばれて、とっても便利な構文なので

ぜひ押さえておきたい構文です。

パターンが決まっているので、みてみましょう!

 

・〜って簡単。

・〜は重要だ。

・〜とは残念だ。

 

こんな感じです。

that 節の内容について

自分の気持ちや意見を伝えます。

例えば

私達が明日、時間通りに駅につく事はとても大切だ

君がチームに入れない事は残念だ

 

文の終わりに言い手の意見、気持ちが入っていますね!

こういうパターンの時

とりあえず、形式的に it を主語に持って来て構文を作ります。

It is very important (that) we arrive at the station on time tomorrow.

It is a shame that you can’t join the team.

これらは意味的にはthat節が主語

ですが、長い主語はあまり好まれないので、

とりあえすitを主語に、使い、その内容を that 節で終わりにおきます。

 

さあ、いよいよ最後です!

主語の気持ちの理由をthat節で説明

こんな感じです。

 

あなたがそれが好きで嬉しい。

残念ながら彼は間に合わない。

 

ここでは、嬉しい、や、残念だ

という気持ちの理由をthat節で補います。

 

I’m glad (that) you like it.

I’m afraid (that) he can’t make it.

 

感情、気持ちの理由をこのように説明する方法は、

That節以外にも

to不定詞

because , as , since などの接続詞

が使われます。

that節を使う場合は

「〜という事は〜だ」

という意味に当てはまる時に使うと良いです。

 

 

まとめ、

that節について

・目的語、主語、補語になるパターン

・時制に気をつける話

・It is 構文

・感情の理由を説明

でした。

thatはこれ以外にもまだ役割があるんです。

関係代名詞、同格のthatなど

そしてthatはいつも省略可能

カジュアルになる程、省略されることが多いです。

 

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